一年間多くの愛を受けた全州の名所
全州は季節によって見える風景が異なり、天気によって雰囲気が変わり、何度旅行してもいつも新しい感じがする。ひっそりとした瓦と石垣の韓屋が集まっている韓屋村と昼と夜の区別なく散歩しやすい徳津公園、都心の中の動植物と共にする憩いの場である動物園と樹木園、そして芸術の花が咲く八福芸術工場まで。季節ごとに魅力を誇る全州の代表的な旅行地である。 四季を通じて違う魅力と感じを与える全州を振り返ってみよう。
慶基殿
① 慶基殿の春と夏
慶基殿は全州の春を真っ先に感じることができる春の場所だ。 春の花の香りが漂う慶基殿の塀の前に咲いた黄色いスイセン、端麗で気品のある美しさを醸し出す梅の木、そして一番最初に咲いていた木蓮の存在感のためだ。濃いピンク色に染まったサルスベリの花と涼しい竹林道に絶えず聞こえてくるうめき声まで、夏にはさらに濃い緑を誇る。
② 慶基殿の秋と冬
慶基殿が持つ韓国伝統の趣と華やかな紅葉の調和は、一幅の絵が別にない。それぞれ明るい服を着ているカエデが静かな雰囲気を盛り上げる。 紅葉が一つ二つ落ちて雪が降った慶基殿の雪景色もぜひ目に留めてみてほしい。
[11月2月] 毎日 09:00-17:00 [3月5月] 毎日 09:00-18:00
※ 団体及び市民の割引適用
※ 毎月最後の水曜日「文化の日」記念無料観覧
※ 毎月第4土曜日「全州市韓服の日」記念観覧料50%割引
全州郷校
① 全州郷校の春と夏
長い歴史を誇る全州郷校の春は、さわやかな緑の葉の間に咲くサンシュユの花やツツジ、レンギョウなど、春を象徴する多彩な花と調和し、もう一つの壮観を演出する。 緑が濃くなる夏にはサルスベリに濃いピンクの花びらが満開して存在感を見せたりする。
② 全州郷校の秋と冬
真っ青な空の下で秋の色に染まった全州郷校は、全州を代表するイチョウの紅葉スポットだ。 随所には静かな雰囲気と黄色く染まったイチョウの木で特別な秋の風景を見せている。 紅葉のピーク後、雪が降る冬には全く違う風景で、明倫堂の縁側にしばらく座って、少し余裕を感じながらしばらく休んでみよう
徳津公園
① 徳津公園の昼
徳津公園に散歩ばかりしに来るのは残念だ。 四季折々の公園が贈る風景の中でも韓国的な美しさを盛り込んだ’蓮華正道書館’では、韓文化と全州のアイデンティティを盛り込んだ多様な図書が備えられている。 また、児童親和空間である森遊び場と思う存分ハウスまで、徳津公園での思い出が倍増する。特に7~8月には徳津湖を覆った緑の蓮の葉と咲き誇る蓮の花、静かな韓屋が出会い美しい壮観をプレゼントする。
② 徳津公園の夜
昼とは全く違う徳津公園は、夜も老若男女問わずおすすめの旅行地だ。 ほのかな照明に沿って美しい夜景を見ることができ、足の届くところごとにフォトゾーンが別にない。 徳津公園のトレードマークである蓮花正道書館と蓮花橋の姿は遠くから見ても、近くから見ても感嘆が自ずと出てくる。
全州動物園
① 全州動物園の春
幼い頃、楽しい思い出がいっぱいの夢の空間、外出してきた旅行者の活気が蔓延した私たち皆の思い出の場所である動物園はピクニック場所として最適だ。軽い服装でも暖かい日差しを楽しみながら外出しやすい春、足の届くところごとに美しい自然の中の青い憩いの場が他にない。桜並木に向かう道ごとに造成された自然にやさしい景観と風景も見逃せない鑑賞ポイントだ。
② 全州動物園の秋
秋は蒸し暑い夏を過ぎ、動物たちに訪れた贈り物のような季節だ。 青々とした色味がはっきりとした秋になり、色とりどりの紅葉が壮観を成す。 外出した人たちを見物するように余裕を持って周辺を見回る動物たちも、しばらく日差しを避けてのんびり昼寝をする動物たちも皆、思いっきり秋を満喫している。
秋冬(11月~2月) 09:00~18:00(券売り場閉鎖 - 17:00)
全州樹木園
① 全州樹木園の春と夏
春は夢見る季節、枝ごとに花を抱いた新芽が咲く時間を待っている。 春が熟すればポップコーンを撒いたようなシジミバナと色とりどりのチューリップを、夏には魅力的なパステルトーンアジサイが清涼感を与えてくれる。花と緑に満ちた春と夏には、なぜか浮き立った気持ちであちこちお花見をするために足を運ぶようになる。
② 全州樹木園の秋と冬
清らかな青空と色とりどりの木の葉が目を楽しませ、あちこちで存在感を現しながら咲いた花は美しい香りで心まで楽しませてくれる。かなり肌寒くなり、向かい合う満開の花はなんだかもっとえらい。いつも春の暖かいガラス温室の中の樹木はいつも花を咲かせながら緑を誇り、黄色くて赤い鯉が花びらのように泳いでいる姿と樹木の調和は本当に美しい。
休園日:毎週月曜日および旧正月、秋夕当日(月曜日が祝日の場合を含む)
八福芸術工場
① 無限の想像の芸術遊び場
放置されていた工場は文化と芸術の力で新しく誕生し、工場の古い跡が芸術と作品に会って異色の雰囲気を醸し出す。 古い工場を改造した建物ごとに可愛らしい見どころが多様で、虹のように華やかな色に目を引く造形物と壁画で季節に関係なく根強い人気旅行地だ。八福芸術工場は誰かは過去の郷愁を、誰かは時代的感想を、また誰かは新しい思い出を作るのに良いところだ。
② 無限の想像の芸術遊び場
内部には文化·芸術に直接接することができる展示場、創作スタジオ、図書館、カフェなど共に利用すれば良い付帯施設がある。 地道な展示日程で好みに合わせていつでも訪問しても良く、展示場の階下には大きな造形物が迎えてくれる’カフェサニー’があり、お茶一杯の余裕と休息が良い。また’ヒトツバタゴ絵本図書館’は幼児から大人が読んでも良い本を紹介しており、家族全員が一緒に楽しめる疎通の空間だ。