全州 慶基殿「守僕廰常設公演」
全州を代表する文化遺産である慶基殿内の「守僕廰」では毎週末になると、
楽しい歌と 観覧客の笑い声が絶えない。守僕廰はかつて慶基殿の祭祀に関する仕事を担当する官吏たちが
行事を準備するために臨時に居住する場所だった。現在は静かな雰囲気の中で 文化とともに少し休める憩いの場となっており、
慶基殿を訪れるお客様に 国楽器で聞く楽しい伝統音楽と愉快な話に
出会える思いがけないサプライズような公演をプレゼントする。
モダンな色彩を取り入れた伝統唱劇
尋常でない扮装をした語り手たちが一人二人現れ始め、観客たちはきらきら輝く目つきを送る。 観客と対話を交わしながら自然にリラックスした雰囲気を作り、本格的に公演が始まる。 語り手たちは守僕廰を多様に活用し、パンソリ5基の中で春香歌、興甫歌、沈清歌の機転が利いて愉快な部分だけを集め、一つの短幕唱劇ストーリーに織り成す。
唱劇は音楽·演劇·舞踊·衣装·芸能などがミックスされた総合芸術と呼ばれるほど多彩な構成が観客を盛り上げながら夢中にさせる。単幕唱劇である守僕廰常設公演は、新しくて独特に現代的な感覚で再解釈した全州ならではの特化した伝統唱劇を披露し、昔の伝統文化の趣と価値を身近に盛り込んでおり、観客の反応がさらに熱い。
観客と一緒にする公演の醍醐味
大衆的な春香伝と興甫伝、沈清伝が機知に富んだ一幕唱劇で行われるため、多様な年代の観客により安らかに染み込み、もっと集中するようになる「守僕廰常設公演」。慶基殿の入場料さえ払えば無料で観覧できるため、慶基殿を思う存分見回して公演まで楽しめば、この上なく豊かな旅行になる。
軽快で楽しい唱と話し手の演技が目立つこの一幕唱劇は、笑いと滑稽でいつの間にか慶基殿を埋め尽くす。 公演の途中には参加すると景品が提供される興味深いサプライズイベントが行われ活気が極大化され、話し手と観客が一緒に作っていく雰囲気に異色的で暖かい思い出を作る機会になるだろう。
- 場所
- Subokcheong 44 Taejo-ro, Wansan-gu, Jeonju-si, Jeollabuk-do 地図を見る
- 日時
- 2022.06.04~10.16 毎週土日 15:30-19:30
- 情報
- 文化芸術工作所 インスタグラム : https://www.instagram.com/culture__art