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- 住所
- 全州市徳津区松川洞1街 山1-1
全州を見守る緑の守り山
コンジ山は、全州の空の下で最初に風を迎える山である。古くから全州の「鎮山」と呼ばれ、都市を静かに守り続けてきた青い山脈だ。標高は高くないが、森は深く、稜線はやわらかい。都市と隣接しながらも、一歩足を踏み入れるとまったく違う世界が広がる。鳥の声、木の葉が触れ合う音が道を導き、陽ざしは木々のあいだから優しく降り注ぐ。春には桜やツツジが斜面を彩り、夏には濃い緑が空を覆い、秋には紅葉が炎のように広がる。冬のコンジ山は静かだが、そのなかにも確かな息づかいがある。
歩きながら出会う、都市の中の休息と風景
頂上までの道はなだらかで、誰もが気軽に歩けるコースである。歩くあいだ、ナラの木と松林が続き、森の階段と土の道が交互に現れ、自然に足を進めてくれる。頂上に立つと、全州の市街地が足元に広がり、遠くには母岳山の稜線が青々と続く。風は澄んでおり、街の喧騒は遠のく。ここでは時間がゆっくり流れ、思考も軽くなる。少し休むだけで心の片隅が明るく晴れるような感覚に包まれる。コンジ山は今日も全州の胸のなかで、人と風、自然と都市がともに息づく平和の山である。