- 電話
- 063-281-2814
- 住所
- 全羅北道全州市完山区東西学洞山153-1
後百済!甄萱の息づかいと物語が込められた場所。
70~80年代までも全州の遠足の主な場所であった南高山城は、高徳山の麓に沿って築かれた山城で、後百済の甄萱が都城である全州の防御のために築かれたということから甄萱城とも呼ばれている。現在残っている城壁は壬辰倭乱の時に日本軍を防ぐために築かれたもので、朝鮮純祖13年(1813年)に建て直したことで南高山城と呼ばれた。現在、城内には南高寺と三国志の英雄関羽を祀った関城墓、そして山城の施設と規模を記録した南高鎮史跡碑があり、半日で見回ることができる。また、南高山城が位置する南高山には千景台、万景台、億景台の三つの峰があるが、そのうち万景台には山城の西門に向かって高くそびえ立つ岩の峰、南の岩の崖には高麗末に鄭夢周が残した憂国詩が見られる。