- 電話
- 0507-1405-9929
- 住所
- 全州市完山区ヒャンギョギル45
全羅北道民俗文化財第8号
学忍堂(ハギンダン)は、大韓帝国時代に孝子として有名だったペク・ナクチュン(白樂中)という者が住んでいた家屋である。
彼の呼び名であるインジェ(忍齋)から「忍」という字をとって学忍堂と名付け、鴨緑江と五台山などから木材を調達して1908年に完工した。
家を建てるとき、高宗は景福宮の再建に貢献したペク・ナクチュンの労苦を配慮し、宮殿の大工を送ったという。
建立当時は99間の大邸宅だったが、今は学忍堂と付属建物6軒のみが残っている。
学忍堂は、朝鮮後期の建築技術で造られる近代式の韓屋であり、宮廷の建築様式を民間住宅にも取り入れた事例として評価されている。